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zoom RSS 野辺山合宿 そのB (曲がけ練習など) 太田由希奈選手 

<<   作成日時 : 2007/09/08 07:24   >>

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ここからは野辺山合宿 そのAに続き、太田選手の個人練習について。

午後からは、曲がけを含む個人練習が中心。

太田選手には外国人コーチがほぼ専属の様な形で付き、ジャンプを中心に指導を受けていました。
最初は単独ジャンプの練習から。
トゥループやループをダブルから順に跳び始め、それぞれ感覚をつかんだ所でトリプルジャンプにスイッチ。
3Tで転倒したり3Loでは手をついたりするシーンもありましたが、トリプルジャンプを1回跳ぶごとにコーチにチェックしてもらうマメさが功を奏したのか、しばらくそれを繰り返すうちに3Tと3Loでミスする回数がどんどん減って行き、これには太田選手も笑顔。

続いてとりかかったのは、コンビネーションジャンプの練習。
披露していたのは全て2+2のコンビネーションだったのですが、その内訳は2Lo+2Lo、2F+2Lo、2Lz+2Tの3種類。
これらのコンビネーションジャンプを時々組み合わせを変えながら、リンクを1周するうちに2回跳ぶ事をひたすら繰り返していた太田選手。
間をあまり空けずにコンビネーションを続けて跳ぶのは相当体力を消耗するはずなのですが、太田選手はそれをもろともせず精力的にこなしていたのが印象的。他の選手がコンビネーションを1回ずつ練習している中で、太田選手のそのジャンプ練習はかなり目立っていました。

最後は2Lzをシークエンスで2回連続して跳ぶ練習。
1回目の2Lzを跳んだ直後に、そのまま真っすぐうしろに下がってもう1回2Lzを跳ぶのですが、これはプログラムに入っていない組み合わせだったせいか、最初のうちはなかなか成功せず。
でも慣れて来るとそのミスも次第に減って来て、最後はリンクを1周するうちに2回跳んでもミスしない所までレベルアップ。その成果に太田選手も嬉しそうでした。

そしていよいよ曲をかけての練習。
ここで太田選手が披露していたのはFSの「アランフェス協奏曲」。→Rodrigo/Arnold: Guitar Concertos
最初はギターソロで静かに始まり、後半になるとオーケストラも参加。最後のクライマックスでは曲の盛り上がりも最高潮に達するというドラマチックな構成になっていて、メロディーに合わせた繊細な振付を得意とするデヴィット・ウィルソン氏がいかにもプログラムに選びそうな曲に感じました。
太田選手は最初、頭上で両手を合わせたポーズから曲に合わせてゆっくりとターン。その後ハーフのアクセルジャンプを跳んでいたのですが、これは完全に流した感じ。その後も3Loの入りだけ確認するなど、この曲がけでは殆どのジャンプをスルー。プログラム全体の流れを大切にしながら、一つ一つのエレメンツを確認している様でした。
つなぎのステップでも片膝をつくなどメリハリをつけ、フライングシットスピンではチェンジエッジも披露。両手を差し上げながらのしなやかな踊りの後にはサーキュラーステップを入れ、ここではツイズルの他に上半身を大きく使いながらもなめらかに滑るステップがギターソロとぴったりマッチしていたのが印象的でした。

バイオリンの美しい音色が印象的なパートになると、太田選手はイーグル(アウトエッジ)でしっとりと曲を表現。続けて曲の雰囲気に合わせた綺麗なスパイラルを披露していたのですが、まず頭の後ろでキャッチフット(バック)のポジションから直ちに2Aを跳び、今度はノーマル(左足のフォアイン→アウト)→Y字(左手で支持・バック)のポジションを披露するという、2段階に分けたバリエーションを見せていました。
その後は太田選手が得意のレイバックスピン。曲がいよいよクライマックスに向け盛り上がっていく直前に入れているのが、なかなかニクイですね(笑)。ポジション変化はサイドウェイズからビールマンへ。
このビールマンスピン、昨シーズンまで太田選手はあまり得意ではなくプログラムからも外されていましたが、今シーズンのビールマンスピンはかなり改良されていてビックリ!
中心軸がしっかりとれていて、今までしていなかった顔を天井に向ける姿勢をキープ出来る様になっていたのが一番の注目点。太田選手は元々柔軟性が高かったので、これだけ綺麗なビールマンスピンを披露出来る潜在能力が常にあったのでしょうね。これからどの様にこのスピンが磨かれていくのか楽しみです。

終盤にさしかかり、ギターソロにオーケストラの演奏も加わって曲調が次第に激しくなって来ると、太田選手も上半身をくねらせながら気持ちのこもった情熱的な踊りを披露。バックエントランスからのキャメルスピン(上に身体をひねる)→ドーナツスピンのポジション変化を見せた後は、両腕で自分の肩を抱きしめる様なポーズを織り交ぜながら、曲のかもし出す切なさを表現。クライマックスではキャメル(チェンジエッジ)→シット→足換え→シット(チェンジエッジ)→アップライト(高速)のコンビネーションスピンを披露し、最後に締めのポーズを決めようとした瞬間、バランスを崩し転んでしまった太田選手。この最後の最後で出てしまったミスに太田選手自身も苦笑い。曲は既に終了していましたが、改めて上半身を後ろに反らせる決めのポーズを披露し、演技を終えていました。

曲がけ後も2A、2Lz、3Tなどのジャンプ練習を繰り返し、その後は曲がけのおさらいをする様に、イーグル・スパイラル・レイバックスピンなどを順に披露していました。
ひとつ気になったのは、練習時間も終わりに近づいた頃に太田選手が初めて見せたキャメル(チェンジエッジ)→頭の後ろでキャッチフット(頭より高いポジション→腰の位置まで下げる)→足換え→シット→I字のコンビネーションスピン。
FSのアランフェス協奏曲には入っていなかったので、もしかしたらSPのマダムバタフライで披露する予定のコンビネーションスピンかもしれませんね。
Concierto De Aranjuez / Concerto for Guitar & Orch

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