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zoom RSS 野辺山合宿 そのA

<<   作成日時 : 2007/09/07 21:31   >>

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ここでは野辺山合宿 太田由希奈選手など その@に続いて、午前中に行われたシニアクラスの練習内容を紹介して行こうと思います。

シニアクラスの選手たちがリンクへ入ると、入れ替わりで今まで練習していたノービスクラスの選手たちはリンク外へ。
そしてリンクにそのまま残ったジュニアクラスとシニアクラスの選手たちは、丁度リンクの中央でクラスごとに練習エリアを分割。それぞれコーチを含めた軽いミーティングを済ませると、本格的に練習を始めました。

シニアクラスの選手の総勢は8人。男子選手はそのうち2人だけで、新横浜から小林宏一選手と福岡・パピオから郡山智之選手が参加。(郡山選手はジュニアの選手ですが、この合宿ではシニアクラスで練習)
女子選手では前述の太田由希奈選手の他に新横浜の澤山璃奈選手も参加していて、今回はアイスダンスの選手ではなくシングル選手として他の選手と同じ練習メニューに取り組んでいました。
この小林、太田、澤山の3選手は同じ法政大学のスケート部に所属。練習中に談笑する姿も比較的多く見られ、普段練習するクラブや環境がそれぞれ違っていても、やはりどこか仲間として意識する部分があるのでしょうね。お互いアドバイスし合いながら練習する姿は、見ていてとても微笑ましい光景でした。

シニアクラス担当のメインコーチは樋口コーチではなく、おそらくこの合宿のために樋口コーチが海外から呼んだベテランの外国人コーチ(白人)。樋口コーチはこのコーチをかなり信頼している様で、自身は主にジュニアクラスの指導を担当。シニア選手たちの指導は殆どこのコーチに任せられていました。そしてその外国人コーチの通訳も兼ね、有川梨絵コーチもシニア選手を担当。流暢な英語は、現役中に数多くの試合を海外でこなして来た賜物なのでしょうね。

以下からはシニアクラスの練習内容になります。
最初のメニューは選手全員で円を描きながらバックスケーティング。途中でモホークなどを入れ、脚を踏み変えながらしばらく滑った後は、ツイズルも入れて滑り始めました。バックスケーティングの回転方向は時計回りと反時計回りの両方。左右の脚どちらでもイン・アウトのエッジにうまく乗れる様、それぞれ足元に注意を払いながらの滑走でした。

次のメニューはアップライトスピン。
コーチからは軸がまがらない様、身体が変によじれない様にとのアドバイスが選手たちにされていました。

そしていよいよジャンプの練習。
最初はハーフのアクセルジャンプから。皆着地姿勢に気を配りながら、この基本練習を何度も繰り返していました。
このうちジャンプに幅がありダイナミックだったのは、小林と郡山の男子2選手。それに対し太田選手のジャンプはフワッと柔らかく降りる感じが印象的。澤山選手はやはりジャンプのないアイスダンスに長く携わって来たせいか、跳び上がってもなかなか高さが出ず、やや苦戦している感じが否めませんでした。

ハーフのアクセルの後は1Aへ練習メニューも徐々にステップアップ。
コーチからはジャンプを跳ぶカーブに沿って内側に身体を傾けるのではなく、まっすぐの姿勢を出来るだけ保ちながら跳ぶ事に気をつける様、指導されていました。
ジャンプ練習は選手8人が横一列に並んだ状態で端の選手から順番に跳んでいくのですが、助走距離が稼げないため着地でバランスをくずしてしまう選手もちらほら。その中でコーチから一番褒められていた回数が多かったのは太田選手。他の選手の前で見本として跳ぶ様に言われた時は、かなり照れくさそうでしたが…。この後に行われた両腕を組んだままで跳ぶ1Aの練習でもバランスを崩す事なく、メニューを黙々とこなしていました。
普通のジャンプでは、左右に両手を広げバランスを保ちながら着地しますが、腕を組む事でそのバランスがより取りづらくなり難度がアップ。
バランス維持が出来ず転んでしまった選手には、コーチからランディングの際にフリーレッグを真っすぐ後ろに引き、素早くバランスをとるコツを指導されていました。
跳び上がった時にどうしても軸が曲がってしまい苦戦していたのは郡山選手。どの瞬間に曲がってしまうのかしっかり見極めるためにコーチが郡山選手の背後に立ちジャンプを見ていたのですが、そこへちゃっかり並んでいっしょに見ていた選手が一人。太田選手でした(笑)。「今のどうだった?」と郡山選手のジャンプ後、早速コーチから意見を求められていた太田選手。この場面からもコーチが太田選手のテクニックを高く評価している事が伝わって来ました。

この外国人コーチによる指導は全て英語で行われていましたが、すぐに有川コーチが内容を日本語に訳して選手たちに伝えていたので、練習は滞りなくスムーズに進行。時々ユーモアたっぷりのゼスチャーを交えての指導もあったりして、とても和やかな雰囲気での練習が続きました。
英語でのジョークも有川コーチが日本語に訳すと選手たちから笑いが起こったりしていたのですが、他の選手よりいつもワンテンポ早く笑っていたのが太田選手。有川コーチの訳を待たなくても英語で直接内容が分かってしまうので思わず笑ってしまっていたのでしょうね。もちろん他にも英語で内容を理解していた選手がいても全然不思議ではないので、これは単に太田選手が笑い上戸だっただけかもしれませんが…(笑)。

1Aの練習の次は2Loの練習。
こちらは1Aの時と違い、助走距離も充分取ってからのジャンプでした。選手が一人一人順番に跳んでいくのですが、小林・太田両選手は全く問題なし。対照的に澤山選手は最初のジャンプでいきなり転倒してしまい、その後も1Loになったり着氷でオーバーターンになったり。最後までかなり苦戦していました。
その後は助走距離を短くし、2Loを3回連続(コンビネーションではなくシークエンスで)で跳ぶ練習。
一気に難度が上がったせいで選手たちがミスをする頻度も増えたのですが、その中で比較的コンスタントにこなしていたのはやはり太田選手と小林選手。
コーチはその一つ一つのジャンプを注意深く見ていたのですが、太田選手には何度目かに跳んだ一番バランスの崩しやすい3回目のジャンプに対し「グッド!」と太鼓判を押していたのが印象的。
それに対し、小林選手は後半になるにつれ体力が消耗してくると3回目のジャンプでバランスを崩すケースが目立つ様になり、コーチからは「上半身だけで無理やり回ろうとしている。」と注意を受ける場面も…。小林選手のジャンプは迫力があるのが魅力ですが、ともするとそれが諸刃の剣となってミスを誘発する事があるのかもしれませんね。

8人のシニア選手のうち小林選手と太田選手がリーダー格で、どの練習でも最初に行う事が多かったのですが、この頃になると太田選手は有川コーチのフォローで通訳をかって出る事もしばしば。本当に気分良く楽しみながら練習に取り組んでいる様子がその姿から伝わって来ました。

ジャンプ練習の最後は2Lz。
最初は回転動作を入れずに、右足トゥをついて上にまっすぐ跳び上がる練習。身体が左右に傾いたり、後ろに反ったりしない様、姿勢に気をつけながらのジャンプを選手たちは繰り返していました。それが終わると今度は右足トゥをつかずに左足だけで2回連続して踏み切る練習を始める選手たち。これだけを見ると、どの選手が綺麗に左足のアウトエッジに乗っているか分かりますね。
基本練習の次はいよいよ2Lzを跳ぶ練習へ。
ここでも調子が良かったのは太田選手と小林選手。澤山選手はそれまで以上に苦戦していて、成功したのは1Lzまで。ジャンプの感覚を身に付けるまでには、まだもう少し時間がかかる様に思いました。

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