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zoom RSS 第79回日本学生氷上選手権大会 (1)

<<   作成日時 : 2007/01/05 23:52   >>

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5日から栃木県・宇都宮市スケートセンターで「第79回日本学生氷上選手権大会」が始まりました。

初日は1部男女(いわゆる上級者ですね。)によるSPの公式練習が行われました。
それについて書いていこうと思います。

朝、JR宇都宮駅でスケートセンター方面のバスを停留所で待っていると、かなり大きいスーツケースを重そうに引きずってこちらにやって来る女性が目に留まり、よく見るとそれは明治大学の萩原綾子選手でした。朝の早い時間の新幹線に乗り移動して来たせいか、その様子はかなり眠そう。バスに乗り込み座った途端、手すりに寄り掛かり目を閉じてしまったので、そのまま乗り越してしまわないかと、なぜかこちらがハラハラしてしまいました(笑)。

会場では、まず1部女子によるSPの公式練習が始まりました。ここでは主な選手をピックアップして紹介していこうと思います。

・鈴木明子選手
ジャンプを含め、全体的に調子はいいのではないでしょうか。3Lzでステップアウトするようなミスが出ても、リンクサイドの長久保コーチからアドバイスを受けるとすぐに修正。他の2Aや3Fを含め、曲がけ練習の前には一通り全てのジャンプを成功させていました。

曲がけ練習でもジャンプミスは無し。(それまでは冒頭のジャンプを3Lz+2Tで練習していたのですが、この曲がけではセカンドジャンプに急遽2Loを跳んだ様に見えたのですが…。見間違いかもしれません。)ストレートラインステップでも後半の速いツイズルでバランスを崩す事も無く、うまく見せ場にしていました。

曲がけの後は、フリー演技の練習にその時間をあてていた鈴木選手。3Sで少し苦労していて、2度続けて転倒してしまうとかなり悔しそうな表情を見せていました。最後は意地で3Sを決めていましたが、今度はその後ろにつけた2Loが両足着氷。これには鈴木選手も苦笑いしていました。

・萩原綾子選手
バスの中での眠そうな様子はどこへやら(笑)。氷に乗った萩原選手は笑顔もいっぱいで3S+2Tや3T+2Tなどのコンビネーションジャンプを危なげなく決め、こちらも調子良さそう。
「レイエンダ」の曲に乗り、冒頭で見せる目線を利かせた踊りは本当に大人っぽくて魅力的。
そして萩原選手といえば、何といってもダイナミックなスピンやスパイラルが一番の売りですが、曲がけでもポジションの美しいI字スピンやY字スパイラルを披露。
こちらも本番の演技が大いに期待出来そう。

そんなリンクの中の様子から外に目を向けて見ると、休憩室(出番の近い選手がスタンバイしている部屋)でガラス越しにこちらを見ながらウォームアップを始めていたのは太田由希奈選手。それだけなら別に普通なのですが、驚いたのはその横に本田武史プロがいた事。
「スターズ・オン・アイス」に出演するため、てっきり札幌へ向かったものと思っていたのですが…。どうやら今回はコーチ業の方を優先されたみたいです。

・中野友加里選手
中野選手もいい感じ。曲がけで本気モードで跳んだ3Fがすっぽ抜けるミスがありましたが、その後の練習で、何度もクリーンな3Fを決め問題無さそう。
曲がけ後はフリー演技の練習に専念。3Loを繰り返し成功させた後、3Aを2度ほど跳びましたが、1回目はわずかに回転不足、2回目はステップアウトでした。
NHK杯、全日本選手権とこの3Aをまだ本番で決めていない中野選手。世界選手権にはずみをつけるためにも、ここでぜひ一度決めておきたいですね。

関西大学の三木遥選手と平井絵己選手がリンクで練習を始めると、2人を指導するためリンクサイドに立っていたのは、本田武史プロ。同じグループの2人を交互に教えなければいけないという事で、かなり忙しそうでした。
平井選手は腰を痛めてから、かつてのジャンプのキレが影をひそめてしまっていますが、腕をしなやかに使った持ち前の柔らかい動きには定評がありますし、本田コーチの力も借りて何とか再生して欲しいです。

面白いなと思ったのが、新横浜プリンスのクラブに所属している女子選手が着ていたおそろいのトレーナー。紺色の生地に黄色で文字が書いてあるのですが、背中にはそれぞれの名前(英語で)と背番号。山口幸恵選手は2番、南雲麻実選手は6番、そして宮本亜由美選手は16番。他には柿澤宏衣選手も着ていましたが、なぜそれぞれの選手がこの番号なのでしょうね。謎です(笑)。

曽根美樹選手は、ここでも「チーンッ!」と爆音をたてて鼻をかんでいました。昨年の12月中旬頃には本当に体調を崩してしまっていたそうですが(The 16th Aichi Figure Skating Competitionが開催された頃。この試合は本当に身体がつらくて大変だったみたいです。)、今回の鼻かみは風邪の影響はなく、完全にいつものルーティンの様です(笑)。

・太田由希奈選手
今回は帯同しているコーチはなし。完全に一人での練習でした。
練習時間が始まってからしばらくの間、ジャンプの着氷体勢の様に大きく両腕を横に伸ばしながらバックでしばらく滑っていたのが印象的。
その後はSPで跳ぶジャンプの練習。3T+2T、2Aに関してはかなり安定して来ましたね。3Sは転倒こそしないものの、着氷で傾いたりわずかに回転が足りなかったりと前述のジャンプに比べるとまだ不安要素がある様です。
曲がけ練習も途中で流す事なくほぼ全力モードで演技していましたが、大きなミスはなし。
その後は太田選手もフリー演技の練習に入りましたが、ここで2Lo+2Lo+2Lo+2Loという4連続ジャンプも飛び出してちょっと驚き(笑)です。
得意のレイバックスピンも披露していましたが、そのほとんどの時間をノーマルポジションに費やし、キャッチフットのポジションは申しわけ程度に最後でちょっと見せる程度。
得点にはこれがどのように反映されるのか分かりませんが、そうしたおかげでノーマルポジションでの太田選手が繰り出す美しい腕のポジション変化が存分に堪能でき、太田選手らしさというのが以前より出たレイバックスピンになった様に感じました。
リンクを去る際には、口にマスクもしていたので風邪がまだ完全に治っていないのかも知れませんが、全日本選手権の演技よりまた一歩レベルアップした演技に期待したいです。

次に1部男子による公式練習について。

・小林宏一選手
曲がけでは3Lz+2T、2A、3Fの組み合わせ。その後の練習で3Aを何度か試みていたのですが、残念ながら(見ている範囲で)一度もクリーンに決まった所を見られず。
ただ小林選手のジャンプはとても豪快なので、高さのある2Aが綺麗に決まると一瞬3Aか?と思ってしまう時があります(苦笑)。

・柴田 嶺選手
曲がけ練習ではジャンプをほとんど流し、ドーナツやビールマンを入れたコンビネーションスピンを念入りにチェックしていました。
その後は3Lz+2Tなどを決め、フリー演技のための練習では3S+2T+2Loの3連続ジャンプも決めていました。

・南里康晴選手
男子選手で間違いなく一番好調でした。3F+3T、3Lz、3Aを一度もミスする事なくガンガンに跳んでいた南里選手。全日本選手権総合3位の勢いそのままの印象を受けました。
そして、この日一番驚いた出来事が起こったのも、この南里選手が練習中の時。
ナント!リンクサイドでこの南里選手にアドバイスしていたのは、他でもない本田武史コーチその人でした。
なかなか見られないこの組み合わせ。本番も本当にこの2人で臨むのかまだ半信半疑なのですが、ぜひ楽しみにしたいと思います。

なお、安藤美姫選手は右肩の怪我のため、織田信成選手は「スターズ・オン・アイス」出演のため、今大会の出場をキャンセルしました。

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