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zoom RSS 2006 GPファイナル 女子シングル フリー (2) 安藤美姫選手 浅田真央選手

<<   作成日時 : 2006/12/18 19:51   >>

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ここでは2006 GPファイナル 女子シングル フリー (1) に続き、安藤選手、浅田真央選手について。

・ 安藤美姫選手
今大会での安藤選手には、本当に“運”がなかったという一言に尽きます。
フリー演技当日の昼頃からお腹の調子が悪かったそうですね。「演技の途中から震えが来てしまって…。それから身体に力が入りませんでした。」とコメントしていた安藤選手。4つものジャンプが1回転になってしまったのは、本当に今までの安藤選手からは想像も出来ないミス。前日のSPではあれほどの好調さを見せていただけに、このアクシデントは本当に残念です。
本来、安藤選手は世界でも有数のジャンプに秀でた選手。そのジャンプも頭でタイミングを色々と考えながら跳ぶのではなく、身体に備わっている天性の勘で跳んでいる印象を受けます。実際、以前に「どの様にしてジャンプを跳ぶの?」という質問に「身体がヒュッと、こう、動いたら跳べているんです。感覚で跳んでいるので、言葉で説明するのはちょっと難しいです。」と答えていた安藤選手。
今回、6分間練習では跳べていた演技冒頭の3Lz+3Loの3Lzはすっぽ抜け1Lzに。それを機に安藤選手は、そのずれてしまったタイミングを次のジャンプから修正しようと色々と頭の中で考え過ぎてしまったのではないでしょうか?普段は身体が覚えている感覚でジャンプを跳んでいるだけに、体調が思わしくなかった分その感覚がずれてしまい、いつものジャンプが跳べなくなってしまった事までは安藤選手自身も演技をしながら理解していたのでしょう。でも普段はジャンプのタイミングをあまり意識せず跳んでいるので、そのずれを修正する術を持っていなかったというのが実情なのではないでしょうか?普段踏み切っているタイミングを最後まで見つける事が出来ずに演技を終え肩を落とす安藤選手は見ていて痛々しかったのですが、後のインタビューで笑顔を取り戻していたのがせめてもの救いでした。(その後はやはり涙、涙だったそうですが…)体調さえもどればまた元のジャンプのタイミングがよみがえって来ると思いますので、早く気持ちを切り替えて体調を整え、全日本選手権では元気な姿を見せて欲しいと思います。

・ 浅田真央選手
冒頭のステップからの3Aは残念ながら転倒。今シーズンはこの3Aを本番で一度も決めていない事に加え、このGPファイナルは2連覇もかかっており、しかもフリー演技は最終滑走という事で、より一層プレッシャーを感じてしまったのではないでしょうか?
それらに加えて今回は更に真央選手にとって不運だったのが、直前に演技した安藤選手が信じられないミスを連発し、そのただならぬ雰囲気を敏感に感じ取ってしまった事。慎重にいかなきゃ!という意識が働いて、そのぶん身体が硬くなってしまった印象を受けました。
3Aをミスした事によって、その後のジャンプについても「緊張してしまった。」と演技後打ち明けていた真央選手。
3Lzの転倒もきっとその緊張感が影響してしまったのでしょう。
「昨年は新しいシニアのシーズンで、勢いがすごく自分でもあったなと思います。でも今年はちょっとそういう気持ちとは違う感じでした。」と涙をこらえながらコメントする真央選手がとてもいじらしく感じました。

普段から「ノーミス」という言葉をよく口にする真央選手。それだけ自分の演技に対していつも完璧である事を求め続けているのがよく分かるのですが、一度歯車が狂った時の自分のもろさを今大会で真央選手は思い知らされたのではないでしょうか。
「昨シーズンはシニアの大会で滑るのが楽しくてしょうがなかったのに、今シーズンに入るとそれとは感覚がちょっと違う。どこかおかしいな?」という事までは理解出来るのですが、それがいわゆるシニア大会で初めて感じる“プレッシャー”だという事にまだ真央選手自身が十分に気付いていない様な印象を受けました。

今の真央選手にはあらゆる場面で受けるプレッシャーというものを十分に理解し、それに打ち勝つ強い精神力を養う必要性があるように思います。
本来の歯車がかみ合った時の真央選手の演技は、他の誰の追随も許さないほど素晴らしいものだと思いますし、なんといっても真央選手の最大の“武器”は、どんな楽曲で演技してもそれを“マオ色”に染めてしまう不思議な力。
他の選手たちがプログラム曲の雰囲気に合わせて演技しているのに対し、真央選手の場合はプログラムでどんな選曲をしても柔らかいスケーティングと持ち前のチャーミングさを駆使して、曲の雰囲気をも上回る独特の世界観を作り上げてしまう。そんな稀有な力を持っている事が多くの人から真央選手が“天才”と呼ばれる理由の一つなのかなと思います。
全日本選手権ではその“天才”ぶりを再びよみがえらせる事が出来るかどうか?真央選手の強い精神力による巻き返しを期待したいです。

ちょっと余談ですが、来年の春には真央選手が通っている高校の系列大学である中京大学に待望の専用リンクが完成します。今シーズンは十分に時間を取って練習できる環境を求めてアメリカに渡った真央選手。来年はその専用リンクのおかげで真央選手の地元名古屋にも十分な練習環境が整うので、もしかしたら来シーズンは“また元の名古屋で”という事もあり得るかもしれませんね。なんといってもここまで真央選手が成長して来たのは、山田満知子コーチの力による所が大きいですし、真央選手も勝手の分かった場所の方が落ち着いて練習が出来ると思います。
では、今シーズンのコーチ変更、新しい練習環境を求めての渡米が間違っていたかというと、そうは思いません。一度その様にして別のコーチの考え方を受け入れる事で、再び山田コーチに真央選手が師事するようになったとしても、それぞれお互い新鮮な気持ちで接する事が出来る様になるのではないでしょうか?
新しい刺激を受け合う事で新しい演技が生まれる。そんな真央選手も(実現するかどうかは分かりませんが)是非見てみたいです。

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