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zoom RSS 西日本選手権2006 覚書 (2)

<<   作成日時 : 2006/11/05 06:15   >>

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西日本選手権2006 覚書 (1) に続いて11月4日に行われた競技について、簡単に書いていこうと思います。(11月10日追記)

●選手権女子SP

1.澤田 50.18
2.曽根 46.50
3.宮本 45.68
4.太田 45.10
5.梅谷 43.96
6.淀  43.96
7.平井 43.18
8.岩城 36.92
9.三木 35.42
10.小林 34.64

・太田由希奈 「白鳥の湖」
3T+2T、2A(着氷で前のめり)、3S(ステップアウト)
近畿ブロックでの3Lzの代わりに3Sを新たに取り入れていました。2Aの着氷を何とか片足でこらえ、流れのある演技を維持していたのですが、スパイラルでまさかの転倒。
身体の前でキャッチフット(左足を持ち上げる・バック)のポジションからビールマン(片手で脚を支持・バック)へのポジションへ移る時、フェンスに近づき過ぎてバランスを崩してしまったそうです。
「これからスパイラルの一番の見せ場だったので、残念でしたね。」と言うと「そうなんですよ〜。自分でもビックリしちゃって…(笑)。スパイラルで失敗したのは今までで初めてじゃないかな?キムコーチ(今大会は太田選手に帯同していました。)には『自分の演技に酔っていたでしょう!』と演技後に指摘されてしまいました。自分では気をつけていたんですけれども、その度が過ぎて慎重になり過ぎていたのが良くなかったのかもしれませんね。その後の3Sでも心の動揺が出てしまい、ミスしてしまいました(苦笑)。」と太田選手。

それからプログラム中のジャンプ変更に関しては、「SPORTS Yeah ! 」の記事中に濱田コーチのアドバイスで決めた様にかかれていますが、実際はその様な要請が連盟からあり、キムコーチなど現在太田選手が師事しているコーチらと相談の上、最終的に決められたそうです。(キムコーチの本音は、3Lzなどもどんどん太田選手に挑戦させたかったそうで…。)

「5日のフリーでもルッツとフリップ(3回転)のジャンプは全部外して滑ります。」と言う太田選手に「3連続ジャンプは?」と訪ねると「あの3S+2T+2Loは得点が上がる後半に入れる予定です。」と教えてくれました。
「今は背伸びせずに、自分の出来る演技をノーミスでやる事を心がけて滑りたいです。」という事でしたので、フリーでは太田選手特有の流れのある演技に期待したいです。

※ 上記の太田由希奈選手のコメントを無断で引用、転載する事を一切禁じます。ご了承下さい。

・澤田亜紀 「Blues inThe Night」
3Lz+2T、3F(両足着氷後ステップアウト)、2A
公式練習の曲がけでは3Lz+2T、3Fとも危なげなく決め、その後のジャンプ練習でもこの2種類のジャンプの他に2Aや片手を上げたままでの2Lzなどを次々と成功させていました。
それだけに本番での3Fでのミスは驚きだったのですが、ジャンプの体勢に入る前にターンを幾つか入れたりしているので、それだけ難度が上がるとさすがの澤田選手でもやはり跳ぶ前に相当なプレッシャーがかかるのでしょうね。改めて練習通りの事を本番で披露する難しさを見せ付けられた気がしました。
このSPでは冒頭やストレートラインステップなどで大人っぽさを意識させる振り付けが盛り込まれているのですが、公式練習中に濱田コーチが「フワーッ、チョンチョン、…アップ!…。」という独特のかけ声を発しながら自らの身振り手振りを交えて澤田選手を振り付けていたのが印象的。ちなみにこのかけ声は冒頭の振り付けを指導している時のもの。「フワーッ」で右手を差し出し「チョンチョン」は足元での細かいステップといった具合に、少しでも澤田選手が理解しやすい様にと考えられた方法なのでしょうね。
澤田選手も自らその言葉を口に出しながら繰り返し練習していました。

本番ではこの練習の成果が出て冒頭での踊りはバッチリ。その後も髪をかき上げる仕草や両腕を前後に振りながらランニングする様なポーズを見せ、なかなか楽しませてくれました。ストレートラインステップでも顔に手をそっと添えてみたり、背中の後ろで両腕を組みそのままぐっと前屈して見せたりと個性的な振り付けが盛りだくさん。最後はレイバック→ビールマンの新技で演技を締めていました。

・曽根美樹選手 「サラバンド」
3S+2T、3T、2A
ほぼノーミスの演技。終盤のストレートラインステップでは大きく口を開けながら渾身の踊りを披露。演技後は納得のいく演技だった様で自ら拍手をしていた曽根選手。リンクを降りた後には「ヨッシャ!」と叫びながらガッツポーズをして喜んでいました。


●選手権男子 最終結果

1.小塚 SP1位 FS1位 217.95
2.神崎 5 2 186.35
3.南里 4 3 184.82
4.中庭健 3 4 182.72
5.大上 2 5 177.48
6.梅谷 8 6 159.89
7.北垣 6 7 155.28
8.田村 7 8 151.53
9.中庭弘 9 9 102.18

○フリー演技

・梅谷英生 「パイレーツ・オブ・カリビアン」
3A+2T成功。単独3Aは転倒。

・田村拓 「ナルニア国物語」
3A成功。

・南里康晴 「カルメン」
3A+3T成功。

・神崎範之 「オペラ座の怪人」
3A+2T+2Lo、単独3A成功。

・小塚崇彦 「ピアノ協奏曲第2番」(ショパン)
村主選手が2002〜2003シーズンのSPで使用していた曲ですね。
3A、3A+2T成功。

・中庭健介 「Slow Dancing in the Big City」
4T、3Aともに転倒。操り人形の様なパントマイムやロープを両手で引く仕草が入っていて、とても凝ったプログラム。

・大上偉才 「ピアノ協奏曲第2番」(ラフマニノフ) ※昨シーズンと同じ曲
3A+2T、3A成功。

●ジュニア選手権男子 最終結果

1.町田 1 1 165.82
2.西上 2 3 130.73
3.吉田 3 4 123.23
4.湯浅 8 2 123.14
5.郡山 7 6 118.03

○フリー演技

・町田 樹 「レッドバイオリン」
6分間練習では3A+3T+2Loというシニア選手も顔負けのコンビネーションジャンプを成功させていた町田選手。でも本番では冒頭の3Aで転倒してしまい、その後も3Lz+2T+2Loの3Lzでステップアウト、3Fで再び転倒するなどSPの好調さからは想像出来ないジャンプミスが続いてしまいました。それでも中盤に差し掛かった所で、バイオリンの音に合わせ手を胸にやりながら切なそうに踊って見せたりとジャッジにアピールする見せ場を作っていたのはさすが。演技後はやはりジャンプミスが相当悔しかった様で、両手で顔を覆ってしまいました。

・湯浅邦仁 「グランドキャニオン」
冒頭で3A+2Tを決めた所まではよかったのですが、その後は正直尻すぼみ状態の演技。
足換えシットスピンでは回転が止まりそうになり、終盤のストレートラインステップでは明らかにスタミナ切れで途中でつまづいてしまう場面も。
上位に食い込んで来るのは3Aが決まった時だけで、まだまだジャンプだけの選手という印象が強く残りました。
余談としては最近髪を伸ばしている様で、前にも増して頭が肥大化していました。

・吉田行宏 「グレンミラーメドレー」
SPに続いてこのFSでもしっかり3回転ジャンプをプログラムに入れて演技していたのですが(近畿ブロックのFSで跳んだのは1回転ジャンプのみ)、3Lz、3F、3Tでそれぞれ転倒と残念な結果に終わってしまいました。
でも演技後に「このジャンプミスは脚の具合とは関係ないから。」とコメントしていたので、全日本ジュニア選手権ではクリーンな3回転ジャンプを次々と決める吉田選手に期待したいです。

・永野皓基 「古畑任三郎」
最初の頭に手をやるポーズをとっただけで会場からは大拍手。近畿ブロックでの盛り上がりの再現を期待していた観客が相当いた様です。中盤で曲が変わると同時にジャッジ前で両手をバッと左右に広げながら踊ってみせたり、ストレートラインステップにも古畑を模した様なポーズやコミカルなステップが入っていたりと楽しめる要素は盛りだくさんだったのですが、近畿ブロックの時の様に次々とジャンプを決めるという訳にはいかず、ミスが続いて結果は17位。
全日本ジュニア選手権に出場出来る選手と自分のスコアを掲示板で見比べながら「遠いなあ。」とつぶやいていた永野選手が印象的でした。

・野添紘介
フリー演技は黒のジャケットに縦じま(黒)のパンツというチャップリンを模した出で立ちで登場。かなり身長の低い選手ですね。演技もチャップリンをイメージさせる動きが盛りだくさんで、ステップの最中に「おっとっと!」とずっこけてみせたり、そのたびに「カワイイ〜。」という声援と大きな拍手が会場から起こっていました。
ただ、わざとずっこけるだけでなく、ジャンプでも転倒を繰り返し会場からは「このコケは、本当なのかわざとなのかどっち?」という声がちらほら。
最後のポーズも(おそらく)わざとヨタヨタしながら決め、演技を締めくくっていました。

その他にも江口涼一選手がサーキュラーステップを滑り出すきっかけの振りを忘れてしまい、リンクサイドの樋口美穂子コーチから「サン、ハイ!」と身振り付きで助け舟を出してもらったり、宮崎勇人選手の滑走中にズボンの裾留めが外れてしまったりとハプニングが続出のジュニア選手権男子のFSでした。

【こぼれ話】

競技の間の時間を利用して太田選手に話を伺っていた時、何やら背後に殺気を感じたので振り向くとそこにはナント!フジテレビの塩原アナ(通称ポエム)がっ!
確かにこの西日本選手権に出場しているジュニア女子選手に中村詩夢(ポエム)という選手がいますが、何もあだ名がポエムという人まで現れる必要はなかったのに…。
おそらく全日本選手権に向けての予備知識を仕入れにはるばる観に来たのだと思いますが、これで全日本選手権を中継するアナウンサーはポエムでほぼ決まってしまいました…(苦笑)。

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東西日本選手権結果?
ううぇええーん。まちがってデータを消してしまってショックのYuki☆です。みなさんスケカナでもりあがってるところと思いますが、こちらもすごいですよっ! 東日本選手権結果(こちら) 男子シニア最終結果 1. 小 林 宏 一 法政大学 2 1 161.26 2. 柴 田 嶺 .. ...続きを見る
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内 容 ニックネーム/日時
こんにちは。はじめまして。TB送信いたしました。
記憶箱さんのブログは、見ていて楽しいです。つい読みふけってしまいます。次は女子フリーですか。頑張ってください。
僕のブログアドレスはこちらです。
http://yuki-sportscom.seesaa.net/
Yuki☆
2006/11/05 14:31
>Yuki☆さん
初めまして。コメントが遅くなりすみません。
こちらのブログを楽しんで頂けている様で、感謝しています。
書く時間がなかなか無くUPが遅くなってしまいましたが、
残りの競技についても西日本選手権2006 覚書 (3)に記しましたので宜しければご覧下さい。
Memory
2006/11/10 00:03

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