記憶箱 〜大切な瞬間をいつまでも留め置くために〜

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zoom RSS Champions on Ice 2006 静岡公演 (4)

<<   作成日時 : 2006/09/19 17:35   >>

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ここではChampions on Ice 2006 静岡公演 (3) に続いて第二部の演技について書いて行こうと思います。

● 第二部
白いボンバーヘッドのカツラをかぶった男性が、今度は自転車に乗って登場。少々危なっかしい運転で南サイドまでたどり着くと、腰に付けていた鐘をならして開演時間を知らせていました。そして再び自転車にまたがり進み始めると、前から来た親子連れと鉢合わせ。そこでその男性が「どうぞお先に」と道を譲っていたのが微笑ましかったです。

リンクが暗転しスポットライトが観客席に当たると、そこに登場したのは男性シンガーのマキシム氏。観客の女性と向き合う様に立ちRobbie Williamsの「Angels」を歌い始めました。これはDOIでも披露していた曲ですね。相手の女性はその状況にかなり照れくさそうでした。
その後は女性シンガーのヨーヨーさんがピアノの生演奏をバックにしっとりと歌い上げていました。こちらはDOIで披露したものとは別のジャズの曲でした。

・ スルヤ・ボナリー
黒を基調とした衣装で、銀のラメが全身に施されていました。曲は「ダンシング・フール」。
ノリのいい曲に合わせ冒頭から観客が手拍子を始めると、いきなりバタフライ→アップライトスピンを披露。続いて3Tと3Sを決めると笑顔を見せていました。(夜の部では3Tが2Tになりステップアウト)
その後は高いバレエジャンプを一つ入れ、フライングシット(フリーレッグを両手で抱える)→I字のコンビネーションスピンを披露。そして再びバタフライ→アップライトスピンを見せた後はストレートラインステップ。リズムに乗って速いツイズルなどを披露していました。
そしてクライマックスでは、得意のバックフリップが炸裂。会場からも「ウォォォーッ!」というどよめきが起こりました。ボナリーもそれを聞いて笑顔になり、とても嬉しそう。
最後はアラビアンの連続からフライングシット→アップライトのコンビネーションスピンで演技を締めくくっていました。
ボナリーの演技の魅力というと、滑りそのものというよりバックフリップに代表される跳躍系の大技。全身がバネといった感じで弾むようにリンクを駆け抜けていく様は、他のスケーターにはない独特の雰囲気をかもし出していますね。ベテランという言葉がまだまだ似合わない、とても若々しさが感じられる演技でした。

・ マルガリータ・ドロビアツコ&ポビラス・バナガス
曲は「パイレーツ・オブ・カリビアン」。まずは黒いマントを羽織ったドロビアツコ扮する海賊のジャック・スパロウ船長が登場。リンク中央に立ちそのマントを両手で広げると、そこには大きな白いドクロマークが描かれていました。続いてバナガスも茶色のスウェードのベストに白シャツ姿で登場。2人とも剣を手に持ちしばらくにらみ合うのですが、その後ドロビアツコがその剣に自分のマントをかぶせ振り回し始めました。少し下がりながらもそれに応戦するバナガス。そして2人の激しい剣の打ち合い。カチッカチッと剣同士が当たる音が場内に鳴り響き、ライトに照らされ鈍く光る剣の軌跡がとても綺麗。その戦いの最中にも、曲に合わせ巧みなエッジさばきのステップを2人とも入れていたのはさすがです。バナガスは相手の剣をかわす際、側転なども披露していました。
2人でリフトを披露した後、ドロビアツコは一旦リンクから下がり、残ったバナガスは両手に剣を持ちそのままスピン。ここでも剣にライトが当たる様が綺麗で、場内からも拍手が起きていました。
そうしているうちに再びドロビアツコが登場。かぶっていた黒いマントを取るとそこにはスパロウ船長ではなく、白いドレスを着た女性が現れました。すると、その白い衣装のドロビアツコの手をとって踊り出すバナガス。2人が抱き合う様にしてのターンやお互い向き合ったままでのリフト、そしてそのリフトされたドロビアツコがバナガスにしがみついたままでのターンなどを披露し、存分に2人の気持ちを表現していました。
その後は再び剣を持ち、戦い始めるドロビアツコとバナガス。最後は2本の剣を掲げるドロビアツコをバナガスがリフトして演技を終えていました。
この演技には会場からも大きな拍手が起こり、中にはスタンディングオベーションをしている人も。
それに対しドロビアツコは剣をリンクに突き立て、片膝を付きながらお辞儀をして、バナガスは右手に剣を持ち、両手を広げながら挨拶をしていました。
「パイレーツ・オブ・カリビアン」は国内の男子シングル選手もここ最近“課題曲”?と思われるほどよくプログラムに使用していましたが、この様にショー仕立てでしかも2人での演技を見せられると、また違った魅力を感じますね。この曲一つをとっても、スケーターによる表現の仕方は様々。改めて演技に対する奥深さを感じました。

・ ビクトール・ペトレンコ
上下黒のスーツ姿で登場。リンク中央でしばらくたたずんだ後、男性ボーカルの切ないバラードに合わせて静かに滑り始めました。ターンを幾つか入れた後に跳んだ3Tは見事成功。(夜の部では3Tの着地で惜しくもステップアウト)。続けてノーマル(エッジをスライド)→身体の前で脚上げ(バック)のスパイラルを披露すると、会場からは拍手が起こりました。
3T(昼の部では着地でステップアウト。夜の部では見事成功。)と2Aを跳んだ後に披露したのは、キャメル→シット→レイバック→足換え→シット→アップライトのコンビネーションスピン。アラビアンの連続からのバタフライを見せ、この曲の男性ボーカルが声を張り上げる様に歌い始めると、ペトレンコもそれに合わせる様に両手を前に差し出し、切なさを表現。この辺りの“成りきり度”はやはりベテランの味ですね。
2Aを決め、フライングキャメルスピンを披露した後は、両膝をリンクについてそのままターン。そして観客の目の前まで来ると、両手を広げ自分の切ない気持ちをアピールしていました。
締めはレイバックスピン。そして最後は右手を天に突き上げるポーズで演技終了。
第一部ではコミカルな演技を披露していたペトレンコでしたが、落ち着いた大人の雰囲気を感じさせるこの様な演技もしっくり来ますね。本当に表現の幅が広いペトレンコならではの演技でした。

・ ウラジミール・ベセディン&アレクセイ・ポーリシュク
まずは黒が基調で、黄緑の蛍光色のラインが入ったスピードスケートのボディースーツ姿で登場。コンピューターで音を打ち込んだテクノポップ調の曲に合わせ、スピードスケート選手が滑る真似をした後に2人が見せたのは、ポーリシュクがベセディンの上で逆立ちする技。そのまま両腕だけでポーリシュクを持ち上げると会場からは拍手が起こりました。続けてポーリシュクがリンクに水平になる様にベセディンが支え、そこからポーリシュクが片手だけで逆立ちを決めると、更に大きな拍手が起こりました。
ここで曲調が変わり、2人はリンクに腰をおろすと何やら足元でゴソゴソ。よく見るとそれはスキューバダイビングなどで使われるフィン(足ひれ)でした。フィンを付け終わり今度は頭にかぶっていたフードを取ると、現れたのは白いスイミングキャップ。あっという間に場面は海の中へ早変わりしていました。そのまま2人が仰向けに寝転がり、背泳ぎで進み始めると会場からは大きな笑い声が…。続けて平泳ぎ、クロールのポーズも見せていました。クロールの時にはベセディンがポーリシュクを両手に持ったまま何度も股抜きをする技を披露。笑いの中にも必ずアクロバットの技を絡めてくるのは、やはりさすがです。
ここで再び曲が変わりヒップホップ調のものに。すると今まで着ていた黒いボディースーツを全部脱ぎ、その下から現れたのはナント!バスケットボールのユニフォームでした(笑)。そして頭にはアフロヘアーのカツラ。それぞれバスケットボールを一つ持つと、そのまま東西に分かれそれぞれ観客席の目の前まで滑って行きました。
何を始めるのかと思って見ていると、いきなり持っていたボールを最前列の観客にパス。そして今度は胸の前で大きな輪(ゴール)を両手で作り、ボールを持っている観客にシュートを促す2人。見事にそのシュートが決まると「OK!OK!」という感じで笑顔を見せていたのですが、外れてボールが頭に当たってしまうと(そういうパフォーマンスですね。)仰向けにひっくり返ってしまいました。ここでも会場からは笑い声。その後はバック転なども披露していました。
曲がクラブなどでかかっているトランス調のものに変わると、ベセディンの頭を支えにしてポーリシュクが片手で逆立ちをするパフォーマンスを披露。続いてベセディンがポーリシュクを空中でグルグル回すジャイアントスイングの様な技を見せると、そのままベセディンがポーリシュクをリンクに放り投げてしまいました。ポーリシュクはその勢いで氷上を背中でグルグルと回転。この技には会場から拍手が起きていました。
最後はベセディンがポーリシュクを腕だけでリンクと水平になる様に支えて演技終了。
笑いとアクロバットの連続に会場も大いに沸いた演技でした。

・ マリナ・アニシナ&グウェンダル・ペーゼラ
曲は「スター・ウォーズ」から。頭から黒いマントをかぶったダース・ベイダー役のペーゼラと茶色のマントを着たルーク役のアニシナが登場し、ペーゼラがマントを脱ぐのを合図にそれぞれがライトセーバーを手に持ち戦い始めました。この時少し場内の照明が暗めだったのですが、ペーゼラが赤、アニシナが青の光を放つライトセーバーを振り回すたびその軌跡が空中に浮かび上がりとても綺麗。そしてこの時バックに流れているのがベイダー卿のセリフ入りテーマ音楽で、戦いの雰囲気を一層盛り上げていたと思います。(「進め電波少年」の土屋プロデューサーのテーマ曲という話もありますが…。苦笑)
曲がエピソード2の「クローンの攻撃・愛のテーマ」(スローバラード)に変わると、戦いを止めてライトセーバーを置く2人。そしてペーゼラがアニシナを身体の前で抱えるリフトを披露していました。続けて両手を広げたアニシナの脇の下にペーゼラが両腕を差し入れる形でのターンを見せた後、上に着ていた茶色のマントを脱ぐアニシナ。すると白い衣装が中から現れました。ここでの2人の設定は愛を育むアナーキン(ペーゼラ)とパドメ(アニシナ)といった所でしょうか。
その後は緩急をつけたステップとともにリフトを続けて披露。アニシナを肩まで持ち上げたり、2人が向きあったままの状態で抱えたり。ペーゼラがリンクの氷すれすれにアニシナを抱えたまま滑ると会場からは拍手が起きました。
ペーゼラとアニシナの情熱的な踊りはまだまだ続き、ペーゼラの背中でアニシナが上体を反らしてみたり、仰向けに寝たペーゼラの胸の上でアニシナが三点倒立のようなポーズをしてみたりと2人で独特の世界観を表現。このシーンの最後はペーゼラがアニシナの脚を抱えたままでのスピンを披露していました。
曲がエピソード1の「運命の戦いのテーマ」に変わると、スピードをグンと上げサーキュラーステップを披露。アニシナがペーゼラを逆さのまま抱える得意のリフトを見せると会場から大きな拍手が起こりました。
最後はペーゼラが中腰でアニシナをリフト。アニシナはその時、天に片手を差し伸べる様にしていました。
最後の最後までドラマチックな演技。このプログラムにファンが多いのもよく分かりますね。

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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは!コメントさせていただくのが遅くなりましたけど、(1)から毎日読ませていただいてました♪
私のすちゃらかな記憶と違ってきっちり書かれているので、本当に感服ですm(_ _)m 自分は、手元を見ないで技をメモしていたんですけど(演技も堪能したいので)、そのせいで同じところに何度も上書きして技を書いていたりして、明るいところで見て苦笑の嵐でした(笑)
2回ご覧になったんですね!そうなるとこのときはこうだったけど、次はこうだったなどの比較ができていいですね。しかし、出場スケーターにとってやはり1日2公演と言うのはなかなかしんどいのでしょうか?特に海外勢は日本にくるだけで体力消耗しちゃいそうですから、大変でしょうね。そういった意味で、どの回を見てもびしっときめるプロたちは素晴らしいですね。若干の乱れはあってもそれをすぐに軌道修正したりする力はさすがだなぁって思います。
槻矢
2006/09/19 23:00
>続きです。
村主さんがちょっと不調だったのは心配なんですが(神宮のイベントでは新しい靴の問題もあったかもしれないんですよね)、私が気を揉んでも仕方がないので、どーんと村主さんの成績を受け止めなきゃなぁなんて思います。
続きの記事も楽しみにしてますね!
最後にMemoryさんにお願いなのですが、私のブログのリンク集にこのブログを載せても宜しいでしょうか?OKを頂ければとても嬉しいです。
槻矢
2006/09/19 23:05
コメント遅くなりました。
>出場スケーターにとってやはり1日2公演と言うのはなかなかしんどいのでしょうか?
その時の体調によるでしょうね。ある選手は日頃の練習の方がハードなのでショーが始まるとホッとすると言っていたり、別の時には1日2公演はやはり大変と言っていたり。ショーの場合は、モチベーションを上げるのが大変というのもあるのではないでしょうか。

それからリンクに関しては全然かまいません。こちらこそ宜しくお願いします。
Memory
2006/09/22 00:12

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