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zoom RSS Champions on Ice 2006 静岡公演 (2)

<<   作成日時 : 2006/09/15 02:10   >>

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ここではChampions on Ice 2006 静岡公演 (1) でご紹介したオープニングに続き、第一部での演技について書いて行こうと思います。

● 第一部

・ 本田武史
曲は男性ボーカル入りの「アランフェス協奏曲」。上がえんじ色のシャツ、下が黒のパンツ姿での登場でした。
冒頭でエッジを巧みに使った柔らかいステップやターンを披露。そして最初に跳んだ3Aは見事に成功させていました。(夜の部では、回転が足りず2Aになった後、着地で転倒してしまいました。)続いて3Fも成功させ場内からは拍手。
イーグル、フライングシットスピンを見せた後は、リンクに片膝をつき手を差し出したり、両膝をついて客席前で両手を広げターンを披露したりしていました。こういったつなぎのステップでは選手の個性が発揮されるので、どんな技が飛び出すか楽しみですね。
その後に跳んだ3Sはすっぽ抜け2Sに。(夜の部ではきっちり3Sを成功させていました。)フライングキャメル(チェンジエッジ)→アップライト(高速)のコンビネーションスピンの後のイーグル+3Tでもすっぽ抜け2Tになってしまいました。(こちらも夜の部では3Tをしっかり決めていました。)
終盤ではキャメル→足換え→フライングシット→キャメル→アップライトのコンビネーションスピンを披露。続けてアウトからインに変化する綺麗なイーグルをたっぷりと見せると、場内からは拍手が起こりました。皆さん演技の見せ場をよくご存知ですね(笑)。締めはフライングシット→アップライト(高速)のコンビネーションスピン。最後はイーグルの姿勢で小さく円を描き、右手を高く差し上げ切なさを表現して終了。演技後は笑顔であいさつする本田Pに大きな声援が送られていました。

・ マリナ・アニシナ&グウェンダル・ペーゼラ
曲は「Piensa en mi」。今年のDOIでも披露したプログラムですね。2人ともえんじ色の衣装で登場し、緑のストールを手に持っていました。
最初にリンク中央でアニシナの後ろからペーゼラが覆いかぶさる様にしながらペアダンスを披露。ペーゼラが両手で広げたストールの内側からアニシナがひょっこり姿を現す様な振付けなども入っていて、とても凝っていますね。
その後はストールをペーゼラがアニシナに渡すと、それを首に巻き付ける様にして滑り始めました。続けてペーゼラの足の甲にアニシナのエッジを乗せる様にしたリフトを披露。その直後にはペーゼラがアニシナを抱きかかえる様にしてピボットターンを見せていました。
とてもゆったりした曲の中にもしっかりとした緩急がつけられていて、しかもこの2人独特のテイストが盛り込まれているのは、やはりさすがですね。
演技の中盤でもペーゼラの足の甲にアニシナがエッジを乗せたり、互いの脚を持ちながらの変形イーグルを披露。ペーゼラがアニシナの腕を持ち、クルッと回転するデススパイラルっぽいターンなども見せてくれました。
そしてクライマックスにはこの2人の大技、アニシナがペーゼラを逆さに担ぐ「男女逆リフト」を披露。これには会場からも大きな拍手が送られていました。
曲の始まりの部分と同じフレーズが再び流れると、序盤と同じくペーゼラがアニシナの後ろに立ちストールで覆い隠す様な踊りを披露。そのままペーゼラがアニシナの身体にストールをたすきがけにすると、今度はペーゼラがそのアニシナを片足で支えるリフトを見せていました。
最後は、もう一度ペーゼラがアニシナの両足を持ってリフトを披露。その時アニシナが何かを象徴する様に緑のストールをグルグルと振り回していたのが印象的でした。
大人の雰囲気たっぷりのプログラムでしたが、この2人の演技は総じて女性優位の内容で作られたものが多いですね。以前に披露したプログラムでもペーゼラがアニシナに踏みつけられるシーンがあったり。今後も2人が演技でどの様な設定のものを披露してくれるか目が離せませんね。

・ イリーナ・スルツカヤ
黒を基調とした少しシースルーになった衣装で登場。銀と赤のスパンコールが全身にちりばめられていました。そして頭には黒い帽子。曲は「Fosse」から「Big Spender」と「Sing! Sing! Sing!」。
「Sing! Sing! Sing!」は昨シーズン、小塚崇彦選手が同じアレンジのものをプログラムに使っていましたね。
曲のリズムに乗って、最初は腰の横で両手をチョコチョコ動かしたり、肩を上下させたり、両手で胸をおさえたりしてちょっとセクシーで可愛らしい踊りを披露。手を前に差し出し、ポーズを決めるたびニコッと笑う笑顔も魅力的です。
フライングキャメルスピン(チェンジエッジ)を披露した後には、かぶっていた帽子を足先に引っ掛けてポーンと蹴り上げるシーンも。2公演ともしっかりと両手で受け取っていました。その帽子をリンクの端に置き、3Loに挑戦したのですが、回転不足で2Loに。(夜の部では3Tを跳んでいたのですが、両足着氷気味でした。)
その後は、客席に近づいていって腰をくねらしたり、曲のセリフに合わせて「シーッ!」と口に指を当てたり。ここでも笑顔全開でした。音の取り方もうまく、リズムに合わせて跳ぶバレエジャンプなどを披露。演技に“ため”を作り、メリハリをつけるテクニックは、やはりさすがですね。
曲が「Sing! Sing! Sing!」に変わると、場内からは手拍子。そのリズムに乗って披露したサーキュラーステップでは早いツイズルなどを見せてくれました。続いて披露したのは、キャメル→シット→レイバック→ビールマン→足換え→ドーナツ→ビールマン→アップライトのコンビネーションスピン。(夜の部では足換え後のビールマンスピンはなし。一瞬、それをしようとしたそぶりはあったのですが…。)最後はフライングシット→アップライト(高速)のコンビネーションスピンで締めていました。
長距離の移動による疲れがあったのか、得意のループジャンプやビールマンスピンなどでミスがありましたが、それでもつなぎのステップで観客にアピールするテクニックは見事。Champions on Iceのツアーに何度も参加しているスルツカヤ選手だけに、「ショーに対するこだわり」の様なものが大いに感じられる演技でした。

・ ウラジミール・ベセディン&アレクセイ・ポーリシュク
2人とも黒の帽子に黒いタキシード風の上着、そして黒のハーフパンツ姿で登場。手には白い手袋をしていました。最初はリンク中央で何やら2人でコソコソ話。しばらくしてからやっと滑り出し、最初に見せたのはポーリシュクがベセディンをあたかも階段の様にして上り下りする技。一瞬ポーリシュクがエッジをべセディンの頭の上に乗せようとするのですが、そうはせず、肩の上にエッジを置きベセディンを乗り越えて行きました。
続いて2人が披露したのは力技。両腕だけでスッとベセディンがポーリシュクを頭上に持ち上げると、ポーリシュクはその体勢で脚前挙(両足を揃えた状態で前に出し、そのまま水平に保つ体操の技)。そこから逆立ちの姿勢に体勢を変化させると場内からは大拍手。が、その直後にポーリシュクが氷すれすれまで落下すると、会場からは一転して「キャーッ!」という悲鳴が…。でも顔色一つ変えないベセディンに対し、しばらくして会場のあちこちから笑いが起きていました。
次はベセディンがリンクに仰向けに寝転がり、ポーリシュクを両腕だけで支える体勢に。その姿勢からベセディンが横にゴロンと転がるのですが、両腕はポーリシュクを支えたまま。これはまるで中国雑技団(!)の様。会場からも再び拍手が起きていました。
その流れの演技はまだ続き、仰向けに寝転がったベセディンの上にポーリシュクが両足のエッジを乗せた状態から、再び両腕だけで持ち上げ腰をかがめたベセディンの背中にポーリシュクが乗る状態に体勢を変化。そこから腕を一切使わず、ポーリシュクはベセディンの肩にピョンッと飛び乗り、ベセディンの頭を支えにして片手だけの逆立ちを披露すると会場からは大歓声。が、また氷すれすれまでポーリシュクが落下。今度は前回の免疫があったせいか、悲鳴もそれほど聞こえませんでした(笑)。
両手を互いにしっかり握り合ったまま2人が立ち上がると、ポーリシュクの股の間からベセディンの腕がニューッと出ていて完全にねじれた状態。それをほどこうとして奮闘するもなかなかうまくいかない様は、再び観客の笑いを誘っていました。
最後はベセディンが再び寝転び、逆立ちをするポーリシュクを持ち上げて演技終了。
コミカルな演技の中に、元アクロバットの世界チャンピオンらしいスゴ技が随所に盛り込まれていて、最後までハラハラドキドキさせるとても凝ったプログラムでした。

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