記憶箱 〜大切な瞬間をいつまでも留め置くために〜

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zoom RSS Dreams on Ice 2006 (2)

<<   作成日時 : 2006/07/22 20:48   >>

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● 第一部
・ 井上はるか選手
オープニングと同じ黒い衣装を着て笑顔で登場。所々に配されている金ラメがライトに当たってとても綺麗ですね。曲はボーカル入りの「ハバネラ」。最初に得意のレイバック→サイドウェイズ→ビールマンのコンビネーションスピンを見せると、会場から大きな拍手が…。続けて今度は曲に合わせて両手を頭上にかかげ、手首をくるりと回しながら挑発的な踊りを披露。目線も効いていてイイですね。
ジャンプは3Tが両足着氷で前のめり、2Aも両足着氷とうまく決まりませんでしたが、スピンでは綺麗なポジションのキャメル→シット→レイバック→足換え→シットのコンビネーションを見せてくれました。スパイラルはノーマル→頭の後ろでキャッチフット(バック)→Y字(バック)のバリエーションを披露してくれたのですが、最後に勢いあまってスーパーアリーナ席の下に敷かれているじゅうたんにエッジをとられ、つまずいてしまうシーンも。でもすぐに気を取り直し、ストレートラインステップではロックダンス風の振付も取り入れ、とても楽しそうに笑顔で踊っていました。
最後はフライングシットスピン。演技を終えると客席に向かって「もっと!」と拍手をあおっていました(笑)。

・ 柴田 嶺選手
上が白で、下が黒になった衣装で、シルバーのスパンコールが綺麗に散りばめられていました。柴田選手はこういったキラキラの王子様風の衣装がとても似合いますね。4月の名古屋と大阪で開催されたアイスショーでは、この衣装で曲は「シンドラーのリスト」を使っていたのですが、今回は「Tears in Heaven」(エリック・クラプトン作曲)でした。ただ、ボーカルはエリック・クラプトンではなく、少年か少女のソプラノボイスでしたが…。
柴田選手は「マラゲーニャ」の様な力強い演技も出来ますが、このようなしっとりしたバラード曲も本当にうまく滑りますね。「Tears in Heaven」はエリック・クラプトンが高層マンションから転落死した息子のために作った曲。今回、柴田選手の優しい滑りがとてもよく曲にマッチしていたと思います。
演技内容は、最初に2A,3Loと続けて成功。次にキャメル(チェンジエッジ)→シット→I字のコンビネーションスピンを披露したのですが、シットスピンの入りでバランスを崩しヒヤッとする場面も。でも、すぐに持ち直し、I字スピンでは持ち前の柔軟性を存分にアピールしていました。
つなぎの踊りでも上体をしなやかにしならせ、ふっと手を前に差し伸べる仕草などはポイント高いです。その後はシット(フリーレッグを軸足の膝上)→足換え→シット(フリーレッグを軸足の膝下)のコンビネーションスピンやストレートラインステップ(ウィンドミルも)、バレエジャンプなどを披露し、最後は得意のスパイラル(身体の前で脚上げ・バック)とビールマンスピンで締めていました。

・ 澤田亜紀選手
衣装はオープニングと同じ。今度は両手に歌舞伎で使う赤い「振り出し笠(三段笠)」を持っていました。曲は「古事記」より「大蛇」。三味線と尺八の音色で始まる純和風な感じの曲ですね。
最初に笠を持ったままシット→アップライトに変化するスピンを見せた後、おもむろにパッと両手の笠を振る澤田選手。すると今までたたまれていた笠が3つに広がり、両手に計6つの笠を持つような形に。そしてその体勢のまま綺麗なスパイラル(ノーマル)を披露すると、会場の観客からは大拍手。続けて見せたスピンでは更に拍手が大きくなりました。
笠を脇に置いてから跳んだ3Lz(F?)や3Tは見事成功。ストレートラインステップ、キャメル(チェンジエッジ)→レイバック→足換え→シット→頭の後ろでキャッチフットに変化するコンビネーションスピンを見せた後、ナント!2Aを4回連続で跳んできた澤田選手。最後の着氷はちょっと危なかったのですが、転ばずに持ちこたえたのは澤田選手のガッツが成せる技ですね。フライングシット→アップライトのコンビネーションスピンを披露して、最後はまた両手に笠を持ち、笑顔でポーズをとる澤田選手。演技がうまくいってとても嬉しそうでした。

・ 無良崇人選手
上がサテン地の黒いシャツで、下が黒のパンツとオープニングと打って変わってシックないで立ちで登場。最初に男性ボーカルでミディアムテンポの曲に乗って勢い良く3Aに挑戦したのですが、惜しくも手をついてしまいました。
キャメル→シット(身体を上にひねる)→アップライト→足換え→シット(身体を上にひねる)→アップライト(フリーレッグを軸足の膝上)に変化するコンビネーションスピンはスピードもあり、迫力満点。3Sを決めてから見せたストレートラインステップでは、バタフライから入るなど、ひと工夫していました。つなぎの部分でも、両膝をリンクについて滑ってみるなどオリジナルな技を披露。終盤で跳んだ3Tは少し着氷が乱れてしまいましたが、その後バレエジャンプを2回跳び、最後は足換えシットスピンで締めていました。

・ 武田奈也選手
オープニングと同じ衣装で、使用曲はダンスミュージックメドレー。2曲をつなげてあったのですが、後半の「♪えびばでぇぃ だんすなぅ〜!(Everybody Dance Now)」で始まる曲はC&C Music Factoryの「Gonna Make You Sweat」。「天才たけしの元気が出るテレビ」の「ダンス甲子園」というコーナーでもテーマソングに使われていたので、聞いた事がある人は意外に多いかも!?90年代前半にクラブシーンでさんざんかかっていた曲です。
武田選手は最初に3Loを決めると、その後は曲に乗って踊る踊る!本当に楽しくてしょうがない!という感じの笑顔がとてもイイですね。シット→I字のコンビネーションスピンで柔軟性をアピールすると、続けて3Tも綺麗に決め嬉しそうにニッコリ。
中盤から激しいリズムの曲に変わり、リンク中央で両手を頭に当て上半身を左右に大きくスイングする武田選手。会場からも大きな歓声が上がりました。イーグルなどを見せた後には、大胆な腰振りダンスや「狙い撃ち!」といった感じの指差しポーズも披露。終盤には2Aもきっちり決め、締めは得意のレイバックからビールマンに変化するコンビネーションスピン。最後のポーズも笑顔でキメる武田選手でした。

・ 南里康晴選手
南里選手もオープニングと同じ衣装。曲は(この衣装から想像がついたのですが)やはり04〜05シーズンのSP「Two Guiters」。バイオリンを使ったこの曲に乗って最初にジャンプを3T、2Aと続けて成功させ、会場から拍手をもらっていました。スピンはキャメル→シット(身体を上にひねる)→足換え→シット(身体を上にひねる)→アップライトのコンビネーション。次第にテンポが速くなっていく曲に合わせ、サーキュラーステップでは素早いエッジさばきを披露していました。
3つ目に跳んだ3Fは惜しくも両足着氷になってしまいましたが、終盤に向かって再び盛り上がっていく曲とともに、南里選手の動きのキレも次第に増していく様。立て続けに足換えシットスピン(フリーレッグを軸足の膝下に)、ストレートラインステップ(細かいエッジさばき)、フライングシットスピン(身体を上にひねる→腕を背中の後ろで反らしながらパンケーキスピン)と披露した後、最後は両手で腕組みをしてフィニッシュ。まずまずの出来にホッとした様な表情を浮かべていた南里選手が印象的でした。

・ 浅田舞選手
オープニングと同じ紫と赤のグラデーションになった衣装で登場。曲は女性ボーカルの「アランフェス協奏曲」。冒頭で曲に合わせ、両手を切なげに差し出すシーンから演技スタート。最初に挑んだ3Fは残念ながら転倒してしまいましたが、続けて見せたサーキュラーステップでは既に気持ちを切り替え、笑顔を浮かべていました。ステップの一蹴り一蹴りをゆったりと丁寧に滑る姿は相変わらずとても優雅ですね。そして曲の雰囲気をつかむのがとても上手です。
フライングキャメルからドーナツに変化するスピンを見せた後は、スパイラル(身体の前で脚上げ・バック)、イナバウアー、イーグルと身体のラインを強調する技を連続で披露。イナバウアーでは笑顔を浮かべ、舞選手自身もとても気持ち良さそう。会場の拍手も大きかったです。
残るジャンプの2Aも危なげなく決め、終盤のクライマックスに持ってきたのは得意のスパイラル。ノーマル(フォア)→頭の後ろでキャッチフット(バック)のポジション変化を見せ、この時も笑顔。最後はレイバック→ビールマンのスピンで締めていました。
演技を終えると、リンクサイドには「舞チャン ハッピーバースデイ!」と書かれたバナーが…。舞選手もそれを見て、少しはにかみながらも嬉しそうでした。

・ 中庭健介選手
使用曲が映画「海猿」という事で、衣装はそれに合わせた海上保安庁の潜水師が着用するウェットスーツをモチーフとしたもの。色合いも黒地にオレンジとグレイを配し、かなり忠実に再現していたと思います。
曲が始まると、スッと演技モードに入る中庭選手。物語の主人公に成り切って感情表現をするのが本当にうまいですね。表情や指先の使い方を見ていると、まるで映画のワンシーンを見ている様です。
ジャンプは最初の3Loは手をついてしまったものの、続く3Tはきっちりと成功。その後はスローバラード曲に乗って、綺麗なイーグルとキャメル→シット(上に身体をひねる)→足換え→シット(フリーレッグを軸足の膝上)のコンビネーションスピンをじっくりと見せてくれました。
曲調が激しいものに変わると、中庭選手の滑るスピードも一気に上がり、サーキュラーステップでは細かいエッジさばきを披露。つなぎの部分でもひざまずいてみたりアップライトスピンを入れてみたりと、オリジナリティあふれる振付が目立ちました。
最後の3Sも決め、締めはフライングシットスピン。演技後も笑顔で手を振る中庭選手でした。

・ 太田由希奈選手
「彼女の復活をどれだけのファンが待ち望んだことでしょう。」と場内アナウンスが流れただけで、会場から大歓声が沸き起こりました。それほどまでに多くの人々が太田選手の非凡な才能を認め、彼女の演技が見られる日を指折り数え待ち焦がれていたのでしょうね。太田選手もにこやかに登場。観客の期待に応えるというより、また日本の大勢の観客の前で滑る事が出来る嬉しさの方が勝っている様でした。
曲は「白鳥の湖」。バイオリンが奏でるこの美しいメロディを、まるで自分の身をもって体現しているかの様な繊細な動きは、やはり太田選手ならでは。指先にまで神経を行き届かせ、腕をしなやかに使って演じ上げていく様は、本当に黒鳥がはばたいているように見えました。
最初の3Lzは惜しくも両足着氷。でも最後の公演で転倒しなかったのは、やはり太田選手の気持ちが相当入っていたのでしょうね。次にリンクをいっぱいに使って見せたのは、太田選手の“看板”の一つでもあるイナバウアー。スーッと上体を後ろに反らせて行き、本当にこれより反りが浅くても深くてもダメという絶妙のポジションでピタッとポーズが決まる、このイナバウアーには、会場から大歓声。太田選手自身も気持ち良さそうでした。
続くスピンはキャメル(チェンジエッジ)→シット→レイバック→足換え→シット(身体をひねる)→Y字のコンビネーションを披露。そしてスパイラルでは、スピードに乗ってノーマル(左足のフォアアウトからインへチェンジエッジ)→Y字(バック)のポジション変化を見せてくれました。
そして太田選手のもう一つの“看板”、レイバックスピン。ノーマル→サイドウェイズ→頭の後ろでキャッチフットの内容だったのですが、上体の反り具合と腕が作り出すラインが本当にいつも綺麗。太田選手のスピンが一目置かれているのもよく分かります。
終盤で挑んだ3Tはすっぽ抜けて2Tに。サーキュラーステップにはシット体勢でのターンや速いツイズルなどが盛り込まれていました。最後はフライングシットスピン(上体をひねる→フリーレッグを軸足の膝上)で演技を終えるかと思いきや、パッと前後に脚を開脚させ、バレエスプリットでフィニッシュ。ふいをつかれた観客もこれには再び大歓声でした。
その反応に、太田選手もとても嬉しそう。絵顔でお客さんたちに手を振り応えていました。

・ 恩田美栄選手
この最終公演を観る前に恩田選手の今季限りの引退を知り、ちょっと感慨にふけりながら演技を観ていたのですが、どこか物悲しいチェロとピアノによるメロディだけで、胸にぐっと来てしまいました。曲名は分からないのですが、昨シーズンに安藤選手がFPで使っていた「マイ・ファニー・バレンタイン」にも少し似ていますね。
衣装はオープニングと同じもので、ブルーのグラデーションになったもの。
冒頭からコンパルソリーでするような基本ステップを披露していたのですが、その後も演技のつなぎの部分など、随所で見せていたのが印象的。特にサーペンタインステップでは一歩一歩をかみ締める様、丁寧にゆったりと滑っている姿がとてもいじらしく、今シーズンに滑る自分のプログラム一つ一つを本当に大切にしているのが伝わって来ました。
ジャンプは最初に跳んだ2Aは決まったのですが、その後の3Fと3Tはそれぞれオーバーターン。スピンはキャメル(身体を上にひねる→チェンジエッジ)と最後にレイバック(サイドウェイズ→頭の後ろでキャッチフット)を披露。
恩田選手も演技後は観客に手を振り、笑顔でした。

・ 安藤美姫選手
白を基調として、首まわりとスカートの裾が黒のグラデーションになったワンピースの衣装で登場。プログラム曲は絢香さんの「I believe」(英語バージョン)。安藤選手は、曲がかかった最初から大きな口を開けて歌っていました。
滑り出しだけを見て「あれっ?」と思ったのは、安藤選手の演技の大きさ。腕の動き一つをとっても肩から動かす様にしていたり、安藤選手の表現しようとしている感情が、以前よりかなりアピール出来る様になって来たと感じました。指先の使い方も綺麗になりましたね。ちょっと大人の女性を感じさせる優しくしっとりとした仕草も、様になって来ました。
最初の3S+2Tのコンビネーションジャンプは、きっちりと成功。直後には笑顔も見られ、安藤選手の調子はとても良さそう。レイバックからビールマンへと変化するスピンでは、会場から拍手が起こりました。
見事だったのはストレートラインステップ。それまでよりスピードをグンと上げ、エッジを深く使いながらアグレッシブにステップを踏む安藤選手は、本当に生き生きとしていて昨シーズン末の本人とは別人の様。(勢いあまってカーブを曲がり切れず、アリーナ席の下に敷いてあるじゅうたんにエッジがひっかかり、つまずいてしまう場面も。)いかにトリノ五輪のプレッシャーが安藤選手の両肩に重くのしかかっていたか、今更ながら気付かされた思いでした。
そのプレッシャーをはねのけるため、演技前に繰り返し聴いた“同じ誕生日で同じ歳”の絢香さんから贈られたこの曲は、安藤選手にとって、とても大切なものなのでしょうね。プレッシャーから解放され伸びやかに滑る安藤選手が、何だかまぶしく見えました。
トリノ五輪でトップ選手との力の差を感じた安藤選手。4月に開催された「名古屋フィギュアスケートフェスティバル」の練習時間では、最後まで独りリンクに残ってオフシーズンとは思えないぐらい意欲的に練習を続けていたのが印象に残っています。上下黒の練習着に身を包み、このショーのために新しく作ったSP「ニュー・ワールド」(マキシム)の曲に乗せてジャンプ、スパイラル、ストレートラインステップなどを次々と披露。特に冒頭の3Lz+2Tのコンビネーションジャンプを黙々と繰り返し跳んでいる姿から、新シーズンに賭ける安藤選手の想いを垣間見た気がしました。
今回の演技からは、既にその努力が実って来ているのを実感。「激しく元気な安藤美姫を見て下さい。」と本人が言うだけあって、心機一転し新たな気持ちで頑張る安藤選手を期待して見守っていきたいです。
演技終盤では、バレエジャンプからの2Aを決めた後、ノーマル(右足でフォアインからアウトにチェンジエッジ)→身体の前で脚上げ(バック)のスパイラル、キャメル→シット→レイバック→足換え→シット(身体を上にひねる)→I字のコンビネーションスピンを披露。最後に高速アップライトスピンを決め、上々の出来に笑顔でポーズをとる安藤選手でした。

・ 東京女子体育大学シンクロチーム
曲はテレビ朝日のサッカー中継に使われているサラ・ブライトマンの「A QUESTION OF HONOUR」。メンバーもサムライブルーを意識してか全員ブルーの衣装でした。メンバー構成は女性のみ。以前にいた男性メンバーは抜けてしまった模様。演技内容では、全員が揃ってするレイバックスピンやイナバウアー、スパイラル、イーグルは見応えありました。

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